スクロールバーを作成する

■プログラム説明（ソースコード説明）
　まず、ダイアログを作成します。作成したダイアログにボタンを追加するにはadd()を使います。最初の引数がスクロールバーを示すscrollbar、次が位置とサイズを示します。これは親オブジェクト内での（サンプルではダイアログ内）座標値を示します。次がスクロールバーの初期値、次が最小値、最大値を指定します。設定が終わったらshow()を使い作成されたダイアログを表示します。スクロールバーの値はvalueプロパティを参照することで得ることができます。

■ソースコード
uDlg = new Window('dialog','サンプル',[100,100,480,245]);
uDlg.scrlBar = uDlg.add("scrollbar",[10,30,370,50],0,-100,100);
uDlg.okBtn = uDlg.add("button",[130,80,225,80+25], "OK!", { name:"ok"});
uDlg.show();
alert("値は"+uDlg.scrlBar.value+"です");

■使い方
１：ファイルメニューからスクリプトを実行します。
２：ダイアログが表示されスクロールバーとボタンが表示されます。
３：スクロールバーを移動させます。
４：OKボタンを押すとスクロールバーの値が表示されます。

■ポイント
　add()でスクロールバーを作成する場合の書式は以下のようになります。座標は左上になり右下にいくにしたがって値が増加します。

親オブジェクト.add("scrollbar",[左座標,上座標,右座標,下座標],初期値,最小値,最大値)

スクロールバーの値はvalueプロパティで参照することができます。

■注意
　スクロールバーの最小値は負数を指定することができます。