アプリケーション/バージョンアップに伴う注意点
JavaScriptはWebブラウザ(Internet ExplorerやSafari、Firefox、Netscape、Operaなど)でしか動作しないのではないかと思っている人も多いかもしれません。実際には、ブラウザ以外のアプリケーション制御用のスクリプト言語として普及してきています。Adobe製品に限らずMacromedia(2005年にAdobeと合併)の製品なども以前から対応しています。
JavaScriptは文法は同じなので、一度身に付けてしまえば、アプリケーション独自のオブジェクト部分を覚えるだけですみます。基本的な部分は同じですが、アプリケーションによって扱えるオブジェクトが異なります。このため、Photoshop CS2で作成したスクリプトはIllustratorやAfterEffects、Dreamweaver、Flashではエラーになってしまい動作しません。また、アプリケーションのバージョンアップに伴って以前のスクリプトが動作しなくなってしまうことがあります。
Photoshop CS2でもECMA ScriptにPhotoshop CS独自のオブジェクトを追加し、各種処理/制御ができるようになっています。