閲覧期間が過ぎている場合にメッセージを表示しページを閉じる
対応バージョン

3.0a 4.0 4.05 5.0 6.0 7.0
Windows
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Macintosh
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ポイント
if ((y >= 2005) && (m >= 6) && (d >= 19))
{
 期限切れの際の処理内容
}
説  明
閲覧期間が過ぎている場合にメッセージを表示して強制的にメッセージを表示しページを閉じるには「アドバンスト」メニューの「JavaScript」の「文書レベルJavaScriptの編集」を選択します。実行する関数名を入れてJavaScriptのコードを入力します。
日付が切れているかどうかはDateオブジェクトを生成し、現在の日付を取得します。年はgetFullYear()、月はgetMonth()、日はgetDate()で取得できます。月は実際よりも1少ない値になるので1を加算する必要があります。あとはif命令を使って日付を調べ期限切れの場合にメッセージを表示する処理を行います。ページを閉じる場合にはcloseDoc()を使います。

サンプル
function checkDate()
{
dObj = new Date();
y = dObj.getFullYear();
m = dObj.getMonth() + 1;
d = dObj.getDate();
app.alert(y+"年"+m+"月"+d+"日");
if ((y >= 2005) && (m >= 6) && (d >= 19))
{
app.alert("閲覧期間を過ぎています。PDFを閉じます。");
this.closeDoc(false);
}else{
app.alert("まだ閲覧可能です。");
}
}
checkDate();
 
■サンプルスクリプトを実行する >> Acrobat で動作確認
補足説明
このスクリプトを入力するのはPDFの設定をすべて終わらせてから、一番最後に行ってください。また、closeDoc()の引数をtrueにしてしまうと入力したJavaScriptが保存されないため、必ずfalseを設定してください。入力後、保存するかどうか訪ねてくるので「保存」を選択すれば、入力したJavaScriptも保存され次回からJavaScriptの動作が有効になります。