説明
最初の階層にあるレイヤー一覧をテキストエディットのドキュメントに出力するには2つのアプリケーションをまたぐことになります。まず、最初にAI = Application("Adobe Illustrator CC 2014")としてIllustratorのアプリケーションオブジェクトを取得します。レイヤーの情報はドキュメントオブジェクトのlayers配列に格納されています。レイヤー名はnameプロパティに入っているので配列の要素数、つまりレイヤー数だけ繰り返し読み出し変数に追加していきます。
次にテキストエディットをTextEdit = Application("TextEdit")として呼び出します。TextEdit.Document()として新規にドキュメントを生成し、レイヤー名を書き出します。
// Illustrator側の処理
var AI = Application("Adobe Illustrator CC 2014");
var doc = AI.documents[0]; // ドキュメントを取得する
var text = "";
for(var i=0; i<doc.layers.length; i++){
var name = doc.layers[i].name(); // レイヤー名を読み出す
text = text + name + "\n";
}
// TextEdit側の処理
var TextEdit = Application("TextEdit");
var teDoc = TextEdit.Document(); // 新規にドキュメントを作成する
TextEdit.documents.push(teDoc); // 画面に表示する
teDoc.text = text; // Illustratorのレイヤー名を出力