各レンダリングクオリティを比較する
 MojoWorldはレンダリングクオリティを細かく指定することができます。(Generatorの場合でTransporterは除く。以後Generatorのみを対象とします)
 プルダウンメニューから、いくつか簡易的に選択できるようになっていますので、ここでは最もクオリティの高いものと、それ以下のものを比較してみたいと思います。何と言ってもレンダリングには時間がかかりますので、どの程度のクオリティであれば実用的なのかチェックしておくのは有効だと思います。

 MojoWorldでのレンダリングクオリティですが、プルダウンメニューで選択できるのは以下の5つです。

1. Low
2. Medium
3. Normal
4. High
5. Maximam

ここで5.Maximumと、それ以外の差分を取って比較してみたものを以下に載せますので参考にしてみてください。各画像はクリックすると拡大され実ファイル(劣化なし、PNG形式)で見ることができます。

 右が1. Lowでレンダリングした画像です。見れば分かりますが、細かい部分がブロック状になり、あまり綺麗ではありません。その代わり高速にレンダリングされますのでアニメーションを作成する場合に、Lowでレンダリングして動作確認すると良いでしょう。
 5.Maximunと差分を取ったものが右下の画像です。白くなっている部分が5.Maximumと異なる部分です。白い部分が少なければ、より5.Maximumに近い、という事です。
 右が2. Mediumでレンダリングした画像です。かなり綺麗にレンダリングされていますが遠景の部分などが最適化されていないためザラザラした感じ、アンチエイリアスがかかっていないような感じになります。時間的制約がある場合は、このクオリティでレンダリングしておき、Photoshopなどで縮小して利用するという方法もあります。
 5.Maximunと差分を取ったものが右下の画像です。白くなっている部分が5.Maximumと異なる部分です。海面の遠くの部分や山肌などが綺麗にレンダリングされていないのが分かります。
 右が3. Normalでレンダリングした画像です。かなり綺麗にレンダリングされています。遠景の山肌などが若干粗いのですが、ぱっと見ただけでは判別できないでしょう。通常は、これだけのクオリティがあれば十分だと思います。
 5.Maximunと差分を取ったものが右下の画像です。白くなっている部分が5.Maximumと異なる部分です。よく見ると空と山の境目など特に遠景部分において違いがあります。
 右が4. Highでレンダリングした画像です。かなり綺麗にレンダリングされています。遠景の山肌などがわずかに粗いのですが、これだけのクオリティがあれば十分でしょう。
 5.Maximunと差分を取ったものが右下の画像です。白くなっている部分が5.Maximumと異なる部分です。ほとんど差がないのがわかります。
 右が5. Maximumでレンダリングした画像です。通常、かなりの遠景をレンダリングしない限り、このレベルでレンダリングする必要性は無いのではないかと思います。また、何と言っても非常に時間を消費します。クオリティを上げたいのであれば、Normalで若干サイズを大きめにしてレンダリングしておき、Photoshopで縮小して利用するのが良いかと思います。
 ここでテストした惑星ではない場合は、また異なる結果になる可能性がありますが、そんなに大きくは違わないはずです。