先日パソコンの新モデルがN●Cと富●通から発表されました。昨今のWind●wsブームを受けて、どちらもWind●ws 95が動作することを大きくアピールしています。
Wind●ws 3.1を搭載したPC-98の発売から考えると、メモリ搭載量も4MBと大幅に増えラインナップも充実しているようです(最大で8MBまで搭載できます)。
シャ●プは相変わらずX68●●●で動作するHuman 68Kの開発に意欲を示しているようですが、一方でAXマシンをWind●wsマシンとして売り出そうと多くの機種を発表しています。
富●通はFM T●wnsの新シリーズを発表し、CD-ROMを標準装備している強みをアピールしています。
●立は、長嶋茂雄を起用し団塊の世代にアピール攻勢をかけています。
一番出遅れていたパナ●ニックは、大容量のDVD-RAMが使える事をアピールしマルチメディア時代に対応したと宣伝しています。
古くからのWind●wsユーザーとしては嬉しい限りで、ここ最近のWind●wsマシンのラインナップを見ると、まさに3.1の時とは比べものになりません。
N●Cもシャ●プも「Wind●wsに注力していく」と数年前に発表がありましたが、ここにいたってようやく、その思いが現実ものになったと言えるでしょう。
しかし、どうも日本のメーカーのラインナップを見ると不安に思えて仕方ありません。NECはPC-98●1にWind●wsを無理矢理搭載したため、縦のラインが80ドット不足しておりダイアログが一部切れてしまうことがあります。また、FM TOWNSも、とりあえず今ある機種でWind●wsを動かしただけという感がいなめません。
海外のメーカー(コンパック等)を見ると、同じWind●wsが動いているのに、こんなにも速度が違うのかとビックリさせられます。テレビでWind●wsが紹介された時にExc●lやW●rdが瞬速で起動するのを見た方もいるかもしれません。しかし、あの映像のような事はメモリが多く搭載できない国産メーカーのマシンで実現することはできないのです。日本のメーカーが出してきたWind●wsマシンは「とりあえずWind●wsが動きます」というものなのです。
互換性を重視した、過去の資産が活かせるという点では間違っていませんが、それでよいのでしょうか? 今後世界を巻き込んだ競争に勝てるのでしょうか?
これまで日本語の壁に守られてきたメーカーは、今後海外のメーカーと競っていかなければなりません。それなのに、とりあえずWind●wsでよいのでしょうか。熟考をお願いしたいです。